手芸
2014年12月29日
さて、以前作ったドール用着物型紙を少しいじって、リカちゃんにも金彩友禅の振袖を縫ってみました。
丈も袖も長すぎてまるで合わなかったので、着物を縫いおわったあとで型紙をさらに修正しています。
丈はおはしょりでなんとか着せました。
写真左が今回の振袖で、右側は 77-16 , soragaoka様が公開してくださっている型紙で縫った二部式のものです。
右の振袖はおくみ線、襦袢袖、裏地などを自分で追加しています。
左のものは生地に弾力があって、リカちゃん自体も小さいため、着付けは困難を極めました。
型紙を載せておきますが、おすすめはしません。
↓ こちらが型紙です。
リカちゃん(23cmドール)用 着物型紙(PDF形式です)
前回の着物型紙を利用して、オビツ27の「綾瀬」に振袖を縫ってみました。
おはしょりを調節すれば、他のドールでも着られます。
使用した生地は、木目込み人形など和風人形専門店の「寿鳳人形の東芸」の通信販売を利用させていただきました。
本格的で華やかな生地が手に入り、とてもよかったです。さすが人形の老舗です。
表側は梅の模様がメインになるよう裁断しました。
振袖部分には化繊の金彩友禅、帯には金襴、襦袢衿と袖には無金金襴を使っています。
帯揚げは近所の手芸店で買ったテトロンゴース、裏地は撥水生地を使いました。
背中には菊や扇を。どちらも豪華な感じです。
この着物のために、オビツの持ち手セットや草履と足袋のセットも購入しています。
ぴったりはまって、着物の雰囲気にも合ってよかったです。
金襴の帯は作り帯ですが、別で袋帯も作って、立て矢を結んでみました。
この結び目も豪華でいいですね。
これで正月らしい雰囲気がお部屋に増えました。
振袖型紙は前回の記事を参照してください。
2014年11月30日
ドールブログの77-16 , soragaoka様が公開してくださっている型紙で、この一年間、たくさんの振袖や浴衣など和服を縫ってきました。
作りやすくて着付けも簡単で、自分がドール服づくりにハマるきっかけでもありました。
ですが、年末に作る予定の振袖はそろそろオリジナル型紙で作ってみたい。
ということで、練習もかねて今回は人間用の着物作りを参考にストライプの小袖を作ってみました。
これで納得できる仕上がりになれば、そのまま振袖に生かそうかという魂胆です。
型紙作りの際には人間用着物作りの寸法を見ながら、オビツボディ27に合わせて変更して作図しました。
モデルはオビツボディ27(S胸・ホワイティ)+06ヘッドの「綾瀬」です。
縫う際にはほとんどミシンを使っていますが、なるべく本物の着物と布の重なる順番(きせの掛け方)が同じになるようにし、衿付け袖付けなどは手縫いです。
着付けに際しても、普通のドール和服は先におはしょりを縫っておくようですが、私はおはしょりは縫わずに腰紐と伊達帯に相当するゴムバンドを自作して着せ付けています。
身八つ口を作っておいたので、調整はしやすいです。
帯はすてきな菊模様の作り帯をもらったので付けてみました。
ですが、のちほどありあわせの生地で幅4.5cm×長さ60cmの袋帯を作り、二重太鼓で結んでみました。本物と同じく、帯枕、帯揚げ、帯締めを用意し、仮紐も使いながら帯を締めていきました。
何度も挑戦しましたが、慣れると楽しいですね。
裏側は雑ですが、共衿や裏地も付けてあるのが見えますでしょうか。
ということで、ある意味着物の構造と着付けを理解するための実験となりましたが、普段着っぽい着物が作れて良かったと思っています。
次回はこの型紙から友禅染を使った振袖を作ってこの綾瀬さんに着せたり、衣桁(着物用ハンガー?)に飾ったりしようかと思っています。
ということで、型紙を置いておきます。
作り方は省略させていただきますが、和裁のサイトなども参考にすると良いと思われます。
この型紙は単純ですが、その分着せつけは異常に面倒なので、気軽にドール和服を楽しみたい方はぜひとも77-16 , soragaoka様の振袖・浴衣記事を参照してください。
~~ 27cmドール用振袖・着物型紙 ~~
※今回の型紙には縫い代を付けていません。各自で縫い代を確保して裁断してください。
JPG版(PDFが開けない場合にお使いください)
PDF版(A4タテ、100%で印刷してください)
drecom_fahrenheit at 21:45│コメント(0)
2014年11月22日
夏の間に振袖用の和風生地を買い置きしていたのですが、そろそろ年末も近いのでリカちゃん用の振袖を縫うことにしました。
この生地は近所にある手芸店「トーカイ」のパッチワークコーナーで見つけて、二枚購入したものです。
派手な金彩プリントですが、コットン地で縫いやすいかと思います。
いつものように、型紙は「77-16 , soragaoka」さまの着物型紙を利用させていただきました。
こちらの制作方法を使いますと、襦袢、振袖、かわいい文庫帯などを比較的簡単に作ることができ、着物も上下セパレートなため着付けがラクですのでオススメです!
さて、今回のポイントですが、
・みようみまねで裏地付き風に縫ってみました
・袖には今回もニセ襦袢袖をはさんであります
・伊達襟は青いムラ染めのハギレを使い、帯揚げは紺にさくら柄のちりめん生地を使っています
・おくみや背中心があるかのように縫ってみました
・帯にはこのたび初めて金襴生地を使ってみました
裏地を付けたため、縫うときに思ったより複雑で苦労しました(笑)
帯に使っている金襴は、木目込み人形など和風人形専門店の「寿鳳人形の東芸」の通信販売を利用させていただきました。
対応や包装がやっぱり老舗らしくしっかりしているのはもちろんですが、
「人形店の和布」なので、柄のサイズや配置が人形用になっていて使いやすいと思います。
帯に使ったのは金襴の紫地に金糸入りの「洛レイ胴入 うさぎ柄」です。見た瞬間に購入ボタンを押しました(笑)
こちらのお店ですと、生地選びでの「柄がかわいいのにサイズが合わない」ということが無いので便利です。
ほかにも金襴や友禅などの生地を購入しました。
しかしこの金襴生地がほつれやすく、貧乏性のわたしは金糸がほつれるともったいなくて保存してあります(笑)
ですので、ほつれ止めとボンドを併用して生地を強化した上でふちかがリ縫いを施し、帯にしています。
厚みがあるので、着せたときも形がしっかり出ます。
文庫帯にもうさぎさんを配置してみました。
背中心をつけたのも見えますでしょうか。
さて、ブライスのグッディガール・ゴーゴーにも着付けてみました。
袖が少し長いような感じになりますが、そのほかは調整が効くのでぴったり着られています。
金髪×和服もかわいいものです。
足元はおなじみダイソーエリーちゃんの草履です。
さて、次回はオール和布で作る予定です。
今回縫製するに当たって人間用の和服の仕組みや着付けにも興味が出てきたので、せっかくですから今度は型紙から作ってみようかと思います。
2014年11月17日
77-16 , soragaokaさまの型紙を利用させていただいて、プーリップ・初音ミクの振袖を縫ってからそろそろ1年がたちます。
このプーリップも自分にとって初めてお迎えしたドールですし、ドール服製作も初めてだったので、今見るといろいろ気になる部分があります。
ということで、まずはちょこちょことお直しをしてみました。
紙製だった襦袢の襟は薄いピンク地の襟に替えて、半襟と裾にはミクさんのイメージに近い色のリボンを縫い付けました。
帯揚げも手持ちのストライプ生地で鍵盤をイメージして作っています。
当時和服をまったく知らずにぐるりと全部縫ってしまっていた袖の一部は今回切り開いて、襦袢風にピンクの布を挟んでみました。
ジェニーの振袖と比べると 少し袖が短いのは、勝手に23cm用振袖型紙を使っていたためです(汗)
そして最近、失くしたと思っていた23cm(リカちゃん)用袴型紙の元ファイルを発見したので、思いつきでAdobe Illustratorで27cm用に拡大して、それを元に27cmドール(プーリップ・ジェニー・オビツ27)に使える袴を作ってみました。
☆☆☆ 27cmドール(ジェニー・プーリップ・オビツ27用)用袴型紙 ☆☆☆
(A4サイズのPDFファイルです。 前後「2枚組」ですので注意してください)
27cm袴型紙①(前側)
27cm袴型紙②(後側)
丈は16~17cmくらいになると思います。
型紙のままですとジェニー・プーリップには長めの丈になり、オビツボディ27cmですと少し短めの丈になります。
ブーツを履くか草履を履くかでも合う丈が変わりますので、調整してみてください。
※ 袴のみの型紙です。中に着る振袖、帯や襦袢は各自で準備してください。
77-16 , soragaokaさまにはいろいろな着物、ドール服の型紙がありますのでぜひ!
そのsoragaokaさまによる作例からいろいろ学ぶことができたので、今回は帯の部分をベルクロ留め、かつ結び目も別で作って後付けで作りました。かなり着付けがラクになっています。
こちらは27cmオビツボディ+06ヘッドの「綾瀬」による着用例です。
足元が少し出る丈になります。
振袖姿はもちろんかわいいですが、袴を着せると雰囲気がガラリと変わって面白いです。
みなさまもぜひ作ってみてくださいね。
↓ 以下、作り方へ続きます(クリックで表示) ↓ 続きを読む
drecom_fahrenheit at 14:26│コメント(0)
2014年11月07日
さて、なんとなくグラスアイのドールが欲しいなあと思いつつも近所の店では手に入らないので、通販でカスタムドールを手に入れるべく下調べを重ねつづけていたのですが、最近Amazonですべてのパーツが手に入るお店を見つけたので、いよいよお迎えの運びとなりました。
今回揃えたパーツは、「オビツ製作所」の
・27BD-F02W-G 27cm女性ボディ ソフトバストS 足裏マグネット付き ホワイティ
・27HD-F06W-E 06ヘッド 入れ目タイプ 1個入り ホワイティ
・27WG-S02-02 1/6ウィッグ S セミロング ダークブラウン
・EY06-G12 グラスティックアイ 6mm レッド
以上、4点をAmazon内の「ゆめ画材」にて購入。
さらにドール用のアイラッシュも買いましたが、これは100円ショップの人間用つけまつげでも良いそうで。
もともと「黒髪×赤目」のドールは欲しいと思っていましたが、ちょっと大人っぽくて、和服が似合って妖艶さなんかも狙って、この選択になりました。
さて、ここからが本番。
ヘッドはすっぴんの状態で来るので、メイクを施さなければドールになりません。
メイク道具を買いに模型店へ行き、
・かなり細めの面相筆を数本
・アイラインや眉などに使うタミヤのアクリル塗料(つや消しタイプを数色)
・下地調整用にMr.カラーの薄め液
・仕上げ用につや消しトップコート
その他、フィギュアメイク用綿棒やキムワイプなどを買ってきました。
リップやアイラッシュの仕上げには手持ちのタミヤスイーツデコ用つやだしニスを使用しています。
チークやアイシャドー、リップの色付けには人間用のアイシャドーセットを使っています。
ですが、ドールのメイクにはパステルを使うのが定番だそうです。
そして休日の朝から試行錯誤すること3時間。なんとか顔らしくできました。
このオビツ06ヘッドは鼻筋が通っているのでメイクに気をつけないと男らしくなってしまう気がします。
で、待望の和服をジェニーちゃんからはぎとって試着。
自分的には結構しっくり来ていますが、近くで見るとかなり線が粗いので、ドールメイクも精進していきたいものです。
(追記)
オビツちゃん(仮)では味気ないので、この子は
「綾瀬」
と呼ぶことにしました。
メイクしているときになぜか綾瀬はるかとナタリー・ポートマンの顔が浮かんだのです。
後で見たら似てないんですけど、なんかイメージ的に。
まあ「ナタリー」は無いとして、「はるか」は同じオビツ系のドール「nano HARUKA」に使われているので、上の名前とか下の名前とか考えずに「綾瀬」 を取らせていただいた次第であります。
河川の名前でもあり、かつて自衛隊で使われていたちくご型護衛艦の名前でもあるので、「艦隊これくしょん」っぽくてよいかなと思っております。
手芸店ですてきな和柄ハギレを見つけ、さらにいつもお世話になっている「77-16 , soragaoka」さまにて27cmドール用振袖型紙が発表されたので、これを機にジェニーちゃんの振袖を縫ってみました。
いつもながら縫いやすく、柄を生かせる型紙に感謝しております!
「77-16 , soragaoka」さまのサイトにはいろんなドールに合わせた型紙もありますし、羊毛フェルトなどいろんなジャンルを網羅していらっしゃるので、ぜひご覧になってください。
さて、今回のポイントは手芸店で見つけたちりめんハギレを使った帯揚げと、袖から見える白い部分。実は襦袢ではなく、長方形に裁断した布を折りたたんで挟み込んでいるだけです(笑)
でも襦袢を着ているかのように見えるので、少しは効果があったかと思われます。
帯締めもビーズで作ってみました。
最初はスクエアステッチで市松模様を編んでいたのですが、途中で投げ出しました(笑)
結局、ビーズを糸に通してねじって付けています。
ジェニーちゃんはリカちゃんより身長があるので、とても映えます。
華やかに文庫帯です。
上記のsoragaokaさまのサイトで解説を読みつつ、金糸と勘違いして温存していた「金プリント」の入った和柄で作ってみました。 写真ではわかりづらいですが、普通のコットン生地なのにちゃんとキラキラしていて、縫いやすくお安く手に入ります。
いずれは金襴なんかも使ってみたいものです。
少し早めのお正月準備でしたー
2014年10月20日
ということで、以前縫ったリカちゃん(22cmドール)用セーラー服型紙を手直しして、ジェニーちゃんなど27cmドールへ使えるようにしてみました。
< 27cmドール(ジェニーちゃん、momoko、プーリップなど) 前あきセーラー服型紙 >
JPG形式 (A4横・100%で印刷してください。解像度は72dpi)
PDF版はこちらです。(印刷がキレイに出ます。A4横・100%で印刷してください。)
型紙は手元のリカちゃんとジェニーちゃん(おそらく90年代の日本製)で作っています。
Adobe Illustratorで型紙を描くようになってから手直しがかなり楽になりました。
変更ポイントは・・・
・袖丈を延長しました。(ただし、momokoもプーリップもジェニーも全員袖丈が違うので、お手持ちのドールに合わせてください)
・えり幅を調整したい場合や丸襟で縫いたいときのために、襟と襟ぐりに変更ポイントを描きいれました。
・スカーフを長くしました。
・身頃の着丈を1.5cm延長しました。(これもドールごとに違うので気をつけてください)
実は身幅や肩幅は変えていないので、気になる方は調整してみてください。
作例は身頃の襟の部分を、型紙に描き足した”赤い線”でつくっています。
襟の合わせに調整が必要になるので、襟パーツは余裕を付けて裁断してください。
胸当ては一応付けましたが、あまり必要なさそうですね。省略してもかまわない部分です。
今回は『艦隊これくしょん』の艦娘・時雨のセーラー服を参考にして、白襟の赤ラインで作ってみました。
本物?は半そでで襟の形とラインに特徴があり、セーラー服はジャケット状になっています。
今回の写真では、以前の記事で作ったリカちゃん用プリーツスカートとあわせていますが、ジェニーちゃんに着せるとかなりミニ丈になります。スカートを作る際にはお気をつけください。
セーラー服の作り方はこちらを参考にしてください。
drecom_fahrenheit at 18:10│コメント(8)
2014年10月17日
最近はずいぶんと涼しくなってきましたね。
で、ニット生地にも慣れてきたということでフード付きパーカーを縫い、ついでにうさぎっぽくしてみました。
ポケットに手も入りますし、頭部の小さいドールならフードもかぶせたり脱がせたりして遊べます。
型紙はこちらです↓
< 22cmドール用 うさ耳パーカー型紙 >
JPG形式 (A4横、100%で印刷してください)
PDF形式 (印刷がキレイです。A4横、100%で印刷してください。)
↓ こちらはPNG形式です。 ↓
→製作過程はこちらです。ご参考までに。
この型紙はAdobe Illustrator で作成しました。
曲線の描き方も覚えたので、これからはよりキレイな型紙を目指して行きたいと思います。
使用した生地は、Pb'-factoryで購入した「スムスニットカットクロス・黒」(参考価格170円)です。
薄手でやわらかいので、小さなドール服には合っていると思います。
さて、今回苦労した点はポケットの縫い付けとフードです。
ポケットの曲線部分が出しにくいので、アイロンやボンドなど使えるものはなんでも使いましょう。
フードについては、「服が後ろあき」なのに「フードが前あき」 というのが最大の難所です。
(実は作っていて後で気づきました 笑)
今回はベルクロを各所に増やすことで上下をつないでいます。
フードの裾にはぐるりとベルクロ(メス)を付けて、後あきのベルクロ(オス)を5ミリ延長し、襟にもベルクロを足してつなぐ形になっています。なんとかなりました・・・
ですが、この型紙の前身頃と後身頃はほとんど同じ大きさなので、襟ぐりを気をつけて前あき型で作り、ポケットも分割して縫いつければ多少はラクかと思われます。
耳にはビーズ細工用の長い9ピンを仕込んで、曲げて遊べるようにしてあります。
その他、いろいろアレンジが効くと思いますので、ぜひ秋の夜長に楽しんでみてくださいませ。
<10/20 追記>
27cmドールのジェニーちゃんにも着せてみました。
袖丈は余裕をもって作ったので着れていますが、フードは目いっぱいですね。
↓ 以下、作り方です。 ↓ 続きを読む
drecom_fahrenheit at 20:54│コメント(0)
2014年10月06日
ということで、リカちゃん、ブライス、DAL(ダル)など22cmドールに使えるプリーツスカートの型紙をご用意しました。
プリーツの幅が1cmのものと、7mmのものと2種類あります。
前回のセーラー服型紙とセットで使っていただけると幸いです。
作り方は「続きを読む」でご覧ください。製作途中の写真で解説しています。
型紙の利用は自由ですが、製作できた方はご一報くださるとさいわいです。
↓ A4サイズ(横向き、100%)で印刷してください。
(JPG形式はAdobe Photoshop CS2で原寸印刷できる事を確認しています。
)
< 22cmドール(リカちゃんなど)用 「1cm幅」 プリーツスカート型紙 >
JPG形式(粗いです)
PDF形式(Adobe Acrobat Readerで印刷できます。自動縮小される事があるので100%に設定して印刷してください。)
↓ < こちらは7mm幅プリーツです。 > ↓
22cmドール(リカちゃんなど)用 「7mm幅」プリーツスカート型紙
JPG形式
PDF形式
今回はAdobe Illustratorで製図したのでキレイにできたと思います(笑)
ですが、寸法を一通り書いておいたので、人によっては型紙を切り抜いて転写するよりも、定規を使って生地に直接描いたほうがラクかもしれません。
今まで使っていた「Dolly Dolly Vol.18」のプリーツスカート型紙は5mm幅の19本プリーツになっていて、畳んでいく作業が大変だと感じていました。
写真左側が今回製作したもの、右は雑誌掲載の型紙で作ったものです。
今回自作した型紙は1cm幅のプリーツが10本となっていますので、多少は作りやすくなっています。
その分プリーツが大きくて粗いので、仕上がりにずいぶん差があります。
(10/13 追記)
7mm幅のプリーツスカート型紙も用意しました。
プリーツが12本でたたみ幅が7mmなので少し面倒だと思われますが、上品なシルエットになります。
↓ 7mm幅スカート用の型紙を使い、裾にサテンリボンを付けてからプリーツをたたんで作ってみました。
↓ さらに、『77-16,Soragaoka』様からニット地を使用したトップスの型紙をお借りして、黒いタートルネックを作って合わせてみました。
『77-16,Soragaoka』様には、いろいろなドールに合わせた型紙がたくさんありますので、コーディネートの幅が広がります!
プリーツごとにたたみ方を逆にすれば(山折りのところを谷折りに)ボックスプリーツ風のスカートも作れますね。
本当のボックスプリーツはひだの陰になる部分がもっと短く、ひだ同士の縫い合わせもするので、また別の機会に型紙をつくる予定です。
↓ こちらはブライスをモデルとした作例です。1cm幅プリーツの型紙を使い、たたみ方を変えてハイウエスト気味に作ってみました。
ブライスにはそのままフィットしますが、
DAL(ダル)に使う場合は、ベルクロやスナップ位置を工夫して、ウエスト部分を調整して作ってください。
それでは、みなさまも自作とアレンジを楽しんでみてください。
続きを読む
drecom_fahrenheit at 12:29│コメント(8)